漢字検定、通称漢検、はかなり有名ですので、知っている人がほとんどだと思います。でも、知っていても受験したことのある人、どんなしくみか、どんな試験かを知っている人は少ないかもしれません。
財団法人日本漢字能力検定協会が実施しているのが日本漢字能力検定で、受験者数は実用英語技能検定をしのぐほどです。ただ、漢検の場合は同時に4つの級まで受験することが可能で、特に1級は一度合格しても毎回受験する根強い漢検ファンが多く、実際の人数はもうすこし少ないという特徴があります。
漢検は1級から10級まであります。1992年(平成4年)に文部省(現文部科学省)の認定試験になってから、小学生からお年寄りまで大変人気がある検定試験です。最近では外国人が日本語の勉強のために10級から挑戦することもあるようです。
やはり1級に合格するのは非常に難しいといわれます。レベル的には大学・一般程度となっていますが、常用漢字を含めた約6000字の漢字の音・訓の理解が求められ、文章中で適切に使えなくてはなりません。
四字熟語をはじめ、故事成語、ことわざ、当て字まで理解していないと難しいようです。しかし何でも難しいことにチャレンジして達成できた喜びは大きいので、自分への挑戦として漢検1級を目指す人もとても多いのです。また、頭の体操のような、クイズやパズルをするような感覚で漢字検定を受ける人もいます。楽しみながら挑戦できるうえ、履歴書にも堂々と書ける資格というところが人気の秘密かもしれません。