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散骨と手元供養
自分に合った葬儀のやり方について考える人が増えているようです。その傾向は男性のほうが強く、若い人でも自分の葬儀について考えているという調査があります。
手元供養という方法も散骨と同様、最近注目されている供養の方法です。手元供養は単独で行うだけでなく、他の葬儀方法と組み合わせて利用することも考えられます。手元供養と散骨の組み合わせもそのひとつです。具体的には手元供養でオブジェやアクセサリーを作成し、残った遺灰を散骨するという方法になります。
今、昔からの「お墓」に関する考え方が変わりつつあります。少子化、核家族化が進み、自分の死後に子供に迷惑をかけたくない、お墓の後を継ぐ人がいない、などの理由から手元供養や散骨を選ぶ人が多くなっています。形式にこだわらなくてもいい、という人が増えているのでしょう。
散骨は刑法190条の「死体、遺体、遺髪の遺棄」にあたるのではないかと考えられていました。しかし法務省は節度を持って葬送のひとつとして行うなら問題がないという見解を示したため、違法性はないと判断されました。
自分の死後に散骨を希望する場合は、生前に家族に理解を得ておいたり、遺言書を書いておいたり、散骨してほしい、という意思をはっきりとさせておいたほうがいいようです。自分がいくら望んでいても、実行するのは遺された人たちです。
散骨する場所は故人の希望もあって、山より海が主流になっています。散骨は遺族で行ったり、代行でしてくれるサービスもあります。どの海に散骨してほしい、という希望があればその海に強い業者を選びましょう。散骨を希望する場所は何箇所か考えておいたほうがよいでしょう。
